社会問題

転売は許せる?許せない?問題点と最近起きた話題に注目

最近、転売について取り上げられることがありますが、みなさんは転売を許せますか?許せませんか?「状況に応じて」と答える人も多くいるのではないでしょうか。何かと世間を騒がしている転売、何だか嫌なイメージを持たれている人もいるようです。

今回の気になる話題は転売について考えていきます。

そもそも転売ってなに?

そもそも転売って何?チケット問題やせどり、中国人による転売問題など、さまざまな場面で耳にします。その結果、転売はありまり良くないことというイメージを持たれてる人もいるのではないでしょうか。

転売とは、安く買って高く売る、この行動があたります。ただ内容やモラルについて問われることが多く、マイナスイメージを持たれてしまうこともあるのです。

ネットの普及からせどりが人気に

副業をおこなったことがある人は「せどり」という言葉を聞いたことがあるはずです。例えば、古本屋から100円で購入した本を、101円以上の値段を付けオークションサイトで売る方法がこれになります。

中には、全巻揃えるとマンガの価値が上がることから、いろいろな古本屋に行き、100円でマンガを購入、頑張って全巻揃えオークションで販売する人もいました。

また、安く売っている本の中から価値のある本を探し、高い値段を付けてオークションに出品する人もいたのです。これらの転売は、ビジネスとしても成り立っており、特に問題がないものだという認識が社会一般的にありました。

ネットオークションができるから成立

転売ができるのは、ネットオークションが充実してきたからと考えることができます。誰でもインターネットにつながるものがあれば手軽に出品することができる、だから転売がしやすくなったのです。

誰でも簡単に出品できる状況が無ければ、転売をしようなど誰も考えなかったことでしょう。売る場所が無ければ購入しても仕方ないのです。そしてそれを買う人がいる、このやり取りによる思惑が、良いイメージでない状況を生んでしまうことがあります。

転売の問題点

では転売がマイナスイメージになったのは何故でしょうか?まず考えらえれるのが昔からあったダフ屋行為です。人気の高いチケットを購入し割高で販売することが横行したこともありました。

さらには人気のでたゲームが品薄になり定価よりも高く売られる行為、昔でいう「たまごっち」で起きたような現象です。このような販売が転売により横行するようになりました。これもオークションが簡単に利用できるようになったことから、増えてしまったのではないでしょうか。昔ならば発想ををしても実際に行うのが大変だからやらない行為も、インターネットのおかげで簡単にできるようになったのです。

限定品で転売を行う

限定品や手に入らないチケット、これらは価値が上がる可能性がとても高い商品です。つまり、誰でも高く転売できると予想することができます。そのため、転売ヤーがその商品のために並び購入する、そして転売を行うのです。

本当に欲しいを思っている人の手には渡らず、利益を求めている人に渡ってしまう、そしてどうしても欲しいから高くても購入してしまう人もいるわけです。また、お金に余裕がある人は、どうせ転売品がでるからそれで購入すれば良いと考える人もいます。なんだかお金があれば何でもできる的な考え方、これも転売にマイナスイメージを付ける要因となっているのです。

最近は転売に対する対応策をいろいろ行われていますが、それでも収まりを見せません。それどころか勢いを増してきているのでは?と考えることまでも起きています。そのためお店側も対策を行い始めました。

ただその内容に賛否両論が出ているのです。

転売防止対策で起きた賛否両論問題

ヨドバシカメラが転売防止策として行った内容に賛否両論ありました。その内容が、「エヴァンゲリオンメタルビルドエヴァ2号機」の予約でのやり取りです。転売目的の購入を防止するため、商品名を言えない人には売らないという方法を行ったのです。

ヨドバシと予約希望者の対応

それではどのようなやり取りがあったかを見ていきましょう。

転売を防止するために「商品名を言えることが」予約受付の条件です。

この内容に対し中国語で反論

日本語が話せない差別に当たる

その後も猛抗議が始まったので、中国人スタッフが対応しました。

商品名が言えなければエヴァンゲリオンの好きなところを言うだけでもOK

この内容に対し更に激高し、次のように話しました。

ヨドバシの社長に電話させろ!

このやり取りに対し賛否両論が繰り広げられることになりました。ヨドバシはただ転売を防ぎ、欲しい人に定価で購入してほしかっただけです。

ただネットでは、「ヨドバシが日本人にしか売らない」という内容で拡散されてしまいました。

このような発言をした事実はなく、ヨドバシ側も否定をしていますが、これがネット社会の怖いところなのかもしれません。言ったもん勝ちが横行しているのです。

世間の反応

この出来事に対し世間の反応は賛否両論になりました。

  • 「京都ヨドバシ当たり前の対応だと思うけどエヴァも言えないなら買えなくて当然だろう」
  • 「外国人利用客であふれかえっている大手の企業がこんな雑で差別的な対応するなんて信じられない」

どちらが正しいのか、これもその人の捉え方なのかもしれません。

Twitterでも賛否両論なのです。ただ事実は定価24,200円のエヴァンゲリオンメタルビルドエヴァ2号機が、ネットで1万円以上も高く売られているということだけです。

確かに今回のやり方ですと、孫のために購入しに来たおじいちゃんにも売れないことになってしまいます。その点を改善しなければなりません。ただ最初から公表して行うと転売ヤーも対応してきます。その点が難しいところではないでしょうか。

まとめ

転売に対し良いイメージが起きない理由に、お金の力でどうにかしようとする人の気持ちが見えることも考えられます。転売することでお金を儲ける人がいる、ただそれを購入する人もいる、この図式が成り立っているからこそ無くならない問題なのでしょう。

一番つらいのは、本当に欲しくてしっかりと並んだ人が手に入らないかもしれないこと、ただその人を見極めることが難しいのです。転売問題はこれかこれからも無くならないことでしょう。

今の段階では、人気商品に群がる人々の中に居る本当に欲しい人が、大けがをすることが無いよう祈ることしかできません。