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公園に接着剤をまく迷惑行為?意図がわかりません

公園に白い物体がまかれた事件が発生しました。なぜこのようなことができるのでしょうか?

誰に得が有るのか、まったくわからない行動です。公共の場で提供されている利用ができるものを破壊する行為は、多くの人を不快にします。「設置するために尽力した人」「実際に設置をした人」「利用をする子どもたち」どれだけ多くの人に嫌な思いを与えるのか、誰でも簡単に想像ができます。

身勝手な行為を許すことはできません。詳細を解説します。

公園の白い物体事件の詳細

事件の詳細を解説していきます。
動画はこちらです。

立ち入り禁止のテープが張り巡らされたすべり台、よく見ると白い接着剤のようなものがたくさんついています。正直、「なぜ?」しかありません。

公園の場所と犯行日時の予想

公園の場所は東京都稲城市にある、市制10周年記念で作られた「吉方公園」です。

2021年3月7日に、近隣住民から「トイレに接着剤のようなものがまかれて汚れている」との連絡が市役所にありました。

連絡を受け、市職員が向かったところトイレ入口付近に白い物体が広がっているのを確認したそうです。発見した時間から考えると、犯行に及んだ日時は6日の夜から翌日の明け方にかけてと考えられています。

被害状況

接着剤と見られる白い物体は、色々な場所についています。

  • すべり台や他の遊具
  • 水飲み場の蛇口が塞がれている
  • 植えられた木の幹にも滴り落ちているのが見られる

市の土木課によると接着剤のようなものとみられています。特に被害が多いのは子どもたちが遊ぶ遊具です。蛇口に関しては、利用することすらできない状況に見えます。取り換えが必要です。

稲城市はやむなくトイレや遊具などを使用禁止にしました。

復旧作業にどれだけの金額がかかるのでしょうか。すべて税金が利用される可能性が高いです。本当に迷惑な行為と言えます。

罪に問われるのか?

警察は、器物損壊容疑で捜査を開始しています。容疑者が見つり、犯行が立証されれば、罪に問われるのは間違いありません。

器物損壊罪の法定刑は「3年以下の懲役又は30万円以下の罰金、若しくは科料(刑法261条)」です。

コロナ禍により遊び場が少ない子どもたちの遊び場を奪う行為から考えると、軽い罰ではないでしょうか。近隣住民の家が同じような被害を受けるかもしれません。子どもが嫌いで犯行に及んだのならば、別の被害がでる恐れもあります。

しばらくは周辺の住民も注意が必要なことを考えると、とても軽い刑罰です。

なぜこのようなことをしたのでしょうか?

なぜ、公園を利用できなくする行為をしたのでしょうか。いろいろと考えてみました。

汚れることで利益が生じる

公園が被害にあうことで、利益を得られる人の犯行でしょうか。修理や清掃の依頼を受けることで稼げる仕事をしている人です。

昔、自転車のパンクが多発したとき、近所の自転車屋の店主が犯人だった事件がありました。同様の気持ちでしょうか。ただ、実際に依頼を受けられるかはわかりません。考えにくい動機です。

むしゃくしゃしていた

八つ当たり的な行動の可能性が考えられます。むしゃくしゃしており、ちょうど余っていた接着剤を利用して嫌がらせをしたかもしれません。誰かが困る顔を見て喜ぶ人の可能性もあります。

もし愉快犯だとしたら恐ろしいです。犯行内容が発展する可能性もあります。

うるさいから

普段からうるさいと感じており、利用できなくしてやろうと考えたかもしれません。子どもたちの声にイライラする人もいます。

とくに最近は自宅で待機する人も増えました。毎日うるさいと感じ行動を起こしたのかもしれません。ただそうだとしても、あまりにも自分勝手な行動です。

自粛警察的な発想

コロナ禍で子どもが遊んでいることを許せないと考えた人が破壊した可能性も高いです。遊んでいる姿を見て、制裁を加えようと考えたのかもしれません。

もし自粛警察だとしたら危険です。犯人は自分を正当化している可能性があります。別の場所で遊んでいる子どもを見かけたら、「こりないのか」と凶暴化する可能性もゼロではありません。

犯行内容から見ても、まともな人でないのは明らかです。「どうして?」はわかりませんが、次の行動を起こさないことを願うばかりです。

ツイッターの投稿を確認

今回の事件でツイッターにはどのような声があるのか確認をしてみましょう。

「遊び気分で行ったのでは?」

確かに、遊び半分で行った可能性も高いです。ただ、水道の蛇口を埋めていたようにも見えます。遊び半分でそこまでするでしょうか?ツイートで言われているとおり、もし遊び半分ならばことの重大さを理解し、すぐにでも自首をしてほしいところです。

「犯人捕まえてください」

私も同意見です。必ず捕まえなければいけません。そして報道番組は、捕まり罪に問われるところまで報道をするべきです。

「接着剤でまだよかった」

確かに、接着座でなかったと考えると恐ろしいです。次に発展する可能性もあります。接着剤が毒物に変わる前に捕まえてほしいところです。

公園は公共の使用のため設置させる施設

公園は、国や地方自治体の公有地であることがほとんどです。個人的なわがままで利用できない状態にしてよい場所ではありません。

犯人の意図がわからない以上、近隣住民は気を付ける必要があります。次はどのような嫌がらせが起こるかわかりません。防犯カメラの設置を指示したようですが、別の場所がターゲットになるケースもあります。

犯人は大義名分のもとに行ったと考えているかもしれません。正義の味方と勘違いしている人は危険です。早く犯人が捕まることを願うばかりです。